<Header>
<Author: 元稹>
<Title: 遣悲懷三首 三>
<Format: 七言律詩>
<Year: 1990>
<BookName: 唐詩三百首詳解  下卷>
<Translator: 田部井文雄>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 悲懐其の三>
<BookPage: 176>
<UsedPage: 1>
<Feature: 1, 4>
<End Header>
<Poem>
閑坐悲君亦自悲，
百年都是幾多時。
鄧攸無子尋知命，
潘岳悼亡猶費詞。
同穴窅冥何所望，
他生緣會更難期。
唯將終夜長開眼，
報荅平生未展眉。
<End Poem>
<Translation>
心静かに座って、そなたを悲しみ、またわが身の上を悲しむばかりだ。人生百年としても、それは多年ではあるが、どれほどの時間であろうか。
昔、晋の鄧夜は、後継ぎの子がなかったが、すぐにそれは天命であるとあきらめたし、同じく晋の潘岳は、亡妻をいたんで悼亡詩三首に、なお、ことばを尽くしたという。今のわたしも、その両者にならうばかりだ。 
夫婦同じ墓穴に葬られようとも、そこでいったい何を望見できようか。あの世での仏縁により再び夫婦としてめぐりあうことは、それ以上に期待できにくい。 
ただわたしは一晩中、眠れずに長く開き続ける目のままに、そなたの生前、貧苦のために憂いのついに消えることのなかった表情に対してこのわびる気持ちを告げようとするばかりである。
<End Translation>
<Formatted Translation>
心静かに座って、そなたを悲しみ、またわが身の上を悲しむばかりだ。
人生百年としても、それは多年ではあるが、どれほどの時間であろうか。
昔、晋の鄧夜は、後継ぎの子がなかったが、すぐにそれは天命であるとあきらめたし、
同じく晋の潘岳は、亡妻をいたんで悼亡詩三首に、なお、ことばを尽くしたという。今のわたしも、その両者にならうばかりだ。 
夫婦同じ墓穴に葬られようとも、そこでいったい何を望見できようか。
あの世での仏縁により再び夫婦としてめぐりあうことは、それ以上に期待できにくい。 
ただわたしは一晩中、眠れずに長く開き続ける目のままに、
そなたの生前、貧苦のために憂いのついに消えることのなかった表情に対してこのわびる気持ちを告げようとするばかりである。
<End Formatted Translation>